季節の手しごと、梅しごと

太陽幼稚園では、食育活動を行なっています。5月下旬には、毎年恒例の梅仕事を行ないました。 まず梅もぎ。梯子を使って取ったり雲梯や木に登って取ったりと、様々な方法で収穫しました。「甘い匂いがする〜!」とか「フワフワしてて気持ちいいね」と、嬉しそうに観察する姿が見られました。 次の日には、収穫した梅を使ってジュースを作りました。梅のおへそを丁寧に取り、フォークで穴をあけ、瓶に砂糖と梅を交互に入れて…。やっと梅ジュースを作れる!という喜びを味わいながら作る子ども達は、本当に楽しそうでした。6月中旬頃、砂糖が日に日に溶けていく様子や、梅の変化を楽しんできました。ある日、「ねぇ!梅がシワシワになってるよ!」「梅干しジュースだ!」と子ども達がはしゃいでいる様子が見られました。 「早く飲みたいな〜」「お母さんとか年少さん達にもあげたいな」と梅ジュース完成を楽しみにしている子ども達。そして6月下旬、ついに…完成した梅ジュースを飲むことができました🍹 一口飲んだ瞬間、「うま〜!!」「なんだか桃の味がする!」と、自分たちが一生懸命作った梅ジュースを飲める喜びを実感していたようでした。 そして、ずっと楽しみにしていた梅仕事の一つが、”おうちの人に飲んでもらう”ということ。夢が叶った子ども達は本当に嬉しそうでした。待つ楽しみを与えてくれる梅仕事、これからも大切にしていきたいと思います。

TAIYO KINDER CAMP

太陽幼稚園では年長組になると、2泊3日でキャンプに出掛けます。場所は自然豊かな『清里』。

子ども達とまるまる3日間過ごせるこのひとときは、教職員にとって格別の時間です。

今年も、昼の森と夜の森、ヘイライドや焼きマシュマロ、おたまじゃくし取りにキャンプファイヤーなど、清里での非日常を思う存分味わい尽くす子ども達でした。

初めての社会生活

多くの子ども達にとって、幼稚園は初めての社会生活の場です。
大好きな家族と離れる時間は子どもにとっては一大事。
しかし、4月の入園からおよそ2ヵ月経ち、嬉しい・楽しいを積み上げてきた子ども達。
そしてその嬉しい・楽しいを与えてくれるのは、教師はもちろんのこと、周囲の友だちの力が大きいことは間違いありません。
「一人遊びも楽しいけど二人で遊ぶのも楽しいな!」「みんなで一緒に踊るって楽しいな!」「一緒に笑うと嬉しい気持ちになるな!」集団生活を通してこそ感じることができる感覚。

「〇〇くんはどこー?」「〇〇ちゃんと遊んでくる!」日に日に増える友達を呼ぶ声、探す声を嬉しく思いながら、これからの成長を楽しみに感じる日々です。

センス・オブ・ワンダー

「”知ること”は”感じること”の半分も重要ではない」

 これはアメリカの生物学者レイチェルカーソンの言葉です。太陽幼稚園では、園を飛び出して様々な場所に出掛ける機会を設けています。

今回は東高根森林公園。早くも夏の到来を感じる暑い日ではありましたが、子ども達は暑さなんてなんのその!鬼ごっこにかくれんぼ、電車ごっこ、虫探しにお花摘み、木々のトンネルでトトロごっこ…♪  大自然に抱かれながら、思うままに感じるままに各々の遊びを味わい尽くしました。

自然は子ども達に様々なことを教えてくれます。これからも我々教師は、子どもたちと自然を繋ぐ「自然案内人」でありたいと思います。

太陽の冒険家たち

 ピクニックの日あいにくの雨。しかし子ども達にとって楽しみにしているピクニック。行くか行かないかは子ども達に委ねます。希望者でレインコートを着て雨散歩。雨ならではの雰囲気、音、生き物にも出会いました。

園庭では形探し。カードに書かれたカードを持って園庭の中の自然物と同じ形を見つけます。子どもが見つめる先にあるのは・・感性の鋭さ、感性の豊かさに感激しっぱなしの教職員です。

「遊びの輪」が広がる理由

taiyoの子ども達は、今日も、自分達で考えた遊びを楽しんでいます。

自分たちで考えた遊びを楽しんだ後は「誰かにも同じように楽しんでもらいたい!」という気持ちが湧いてくるらしく、「どうしたら他の子たちが来てくれるかな?」と友達と意見を出し合い、「遊びの輪」を広げることに力を注いでいる様子が見られます。景品を作ってみたり、放送をかけて呼び込みをしてみたり……。

今までの生活の中で経験したことを思い出し、相手の気持ちになって考えることを経て「自分たちの力で創った世界」を仲間と共有することの楽しさに気付き始めている子ども達です。

幼稚園で一番小さな存在からの卒業

初めて進級を経験した子ども達。
もう幼稚園で一番小さな存在ではありません。
嬉しさもあれば、新しいことも多く戸惑う姿もあり・・・。
それでも年少時代に育んだ友だちとのかかわりや、お気に入りの心落ち着く場所を通して新生活を楽しんでいます。
年中組での生活はまだまだ始まったばかり。
これからも焦らずゆっくり、楽しいこと面白いことを見つけて、友だちと一緒にたくさん成長していこうね☺️

年長組 スペシャルデー

先日は、年長組の子ども達が考えた内容を教職員全員が協力して実現する一日「スペシャルデー」を開催致しました。

一日の前半は、「こどもの国チーム」・「横浜散歩チーム」・「夢のレストランチーム」の3チームに別れ、それぞれの活動を満喫しました。子どもの国チームは、河津桜やカエルの卵など、春の自然発見を楽しみました。横浜チームは、見渡す限り広がる海や大きな建物に目を見張り、コスモワールドで乗り物を楽しみました。夢のレストランチームは、食材を切ったり乗せたり焼いたりして、約80人分のピザ・肉まん・プリン・ドーナツ作りに挑戦しました。「ママたちってすごい…」と、普段お料理をしている家族の凄さや有難さを感じた時間でもあったようです。

園外から帰ってきた子ども達は、”ゆめのレストラン”にて全員集合。友だちの作ったものを満足そうに食しました。おやつタイムの後は、プラバンでキーホルダーを作ったり、「逃走中」や「たいようショータイム」と、子ども達が計画した盛り沢山の内容を思う存分楽しみました。

年長組の子ども達にとって、思い出に残る1日になったことでしょう。

「春をさがしに おさんぽしましょ!」

4年に一度の2月29日が間もなく終わり、明日から3月。この時季は色々な「春」を発見できるので毎日が楽しみです! 第二幼稚園向かいの郵政社宅の一角では「つくし」が今年も顔を出し始めました。他にも近くの公園にはオオイヌノフグリや根っこを出して春を待つドングリなども…。数日前に下見に行ったこどもの国の池ではカエルの卵もありました。

みなさんの周りにもたくさん見つかるはず…。
心に「春のメガネ」をかけて「春」をさがしに出かけてみませんか…👣
by そのやん

つくしの新芽
つくしの新芽2
一足早く伸びたつくし
根っこを伸ばしたドングリ…、これから春先に芽を出します…
春を告げるオオイヌノフグリ
ヤマアカガエルの卵

音を合わせる=心を合わせる

太陽幼稚園では毎年2月に教育発表会を行なっています。
外部の大きなホールをお借りし、在園保護者様を対象に、広い舞台で学年に合わせた演目を披露します。
今年度は、年少組がダンス、年中組が劇、年長組が歌と合奏です。

そのため、今の年長組の子ども達は日々、歌や合奏に取り組んでいます。
楽器の種類も様々で、ティンパニーやマリンバ、ボンゴ・コンガ・・・などなど数多くの珍しい楽器にも触れながら、最終的に自分が演奏したい楽器を選び、楽器に愛着を持って演奏することを大切にしています。

そうした中、みんなで音を合わせること、友だちの音を聴きながら演奏することの楽しさと同じくらい難しさも感じながら行なっています。
友だちと目を見合わせながら演奏する子、隣の子と「次、ここの音だよね?」と確認し合いながら弾く子など、演奏中にも様々な姿が見られています。
演奏や歌が終わった後は「疲れた〜!!」と全身の力が抜けてその場に座り込む姿や、教室に戻ってからは横になる姿もよく見られます。
一人ひとり自分なりに音楽と向き合いながら、その時間に集中し、多くの力を注いでいるのですね☺️
これからも音楽の世界に浸りながら、引き続き取り組んでいきたいと思います。