沖縄の心を感じて…

 年長児は秋のたいようスポーツデー(運動会)に向けて、エイサーの取り組みが始まっています。先日、沖縄ご出身の保護者様にお越しいただき、年長の子ども達に向けて沖縄文化について教えていただきました。その後、全学年が集まり、教員による全力エイサーの披露。子ども達も段々と真剣な眼差しに変わっていきます。すぐさま「私達もやってみたい!」と年長の子ども達はパーランクー(小さい太鼓)を手に、見よう見真似で踊っていました。 保護者様による、しなやかな手つきのカチャーシーと見事な甲高い指笛に子ども達も自然と身体が動き出します。 最後は「またね」の意味である「あんしぇーやー」の方言を教えていただき、子ども達の気持ちが沖縄の心に触れた貴重な時間となりました。

季節の手しごと、梅しごと

太陽幼稚園では、食育活動を行なっています。5月下旬には、毎年恒例の梅仕事を行ないました。 まず梅もぎ。梯子を使って取ったり雲梯や木に登って取ったりと、様々な方法で収穫しました。「甘い匂いがする〜!」とか「フワフワしてて気持ちいいね」と、嬉しそうに観察する姿が見られました。 次の日には、収穫した梅を使ってジュースを作りました。梅のおへそを丁寧に取り、フォークで穴をあけ、瓶に砂糖と梅を交互に入れて…。やっと梅ジュースを作れる!という喜びを味わいながら作る子ども達は、本当に楽しそうでした。6月中旬頃、砂糖が日に日に溶けていく様子や、梅の変化を楽しんできました。ある日、「ねぇ!梅がシワシワになってるよ!」「梅干しジュースだ!」と子ども達がはしゃいでいる様子が見られました。 「早く飲みたいな〜」「お母さんとか年少さん達にもあげたいな」と梅ジュース完成を楽しみにしている子ども達。そして6月下旬、ついに…完成した梅ジュースを飲むことができました🍹 一口飲んだ瞬間、「うま〜!!」「なんだか桃の味がする!」と、自分たちが一生懸命作った梅ジュースを飲める喜びを実感していたようでした。 そして、ずっと楽しみにしていた梅仕事の一つが、”おうちの人に飲んでもらう”ということ。夢が叶った子ども達は本当に嬉しそうでした。待つ楽しみを与えてくれる梅仕事、これからも大切にしていきたいと思います。

五色でドリッピング

「吹き絵」  スポイトとストローを使って吹き絵(ドリッピング画法)を行いました。後々、七夕飾りにしようと考えているため五色(ごしき)の赤、黄、白、青、紫を使用しました。活動前に各色の意味を子ども達に伝えると…「お母さんにありがとうの気持ちの赤にしよう!」等、色の意味や願いを感じながら色を決める子ども達。また、スポイトで垂らした絵の具同士の混ざり合いや、ストローで拭いた時の絵の具の動きを楽しみました。

TAIYO KINDER CAMP

太陽幼稚園では年長組になると、2泊3日でキャンプに出掛けます。場所は自然豊かな『清里』。

子ども達とまるまる3日間過ごせるこのひとときは、教職員にとって格別の時間です。

今年も、昼の森と夜の森、ヘイライドや焼きマシュマロ、おたまじゃくし取りにキャンプファイヤーなど、清里での非日常を思う存分味わい尽くす子ども達でした。

びしょびしょ水風船!

 家族で遊ぼうデーで水風船を使ってTシャツペイントを行いました。そこで次は屋上で水風船。プールいっぱいの水風船を全身がびしょびしょになる程、投げて、投げて、投げ尽くした子ども達。ひと通り遊び尽くした後、身体を乾かそうと、みんなで大の字になって寝っ転がり、最後はぽかぽかの太陽を全身で感じました。

初めての社会生活

多くの子ども達にとって、幼稚園は初めての社会生活の場です。
大好きな家族と離れる時間は子どもにとっては一大事。
しかし、4月の入園からおよそ2ヵ月経ち、嬉しい・楽しいを積み上げてきた子ども達。
そしてその嬉しい・楽しいを与えてくれるのは、教師はもちろんのこと、周囲の友だちの力が大きいことは間違いありません。
「一人遊びも楽しいけど二人で遊ぶのも楽しいな!」「みんなで一緒に踊るって楽しいな!」「一緒に笑うと嬉しい気持ちになるな!」集団生活を通してこそ感じることができる感覚。

「〇〇くんはどこー?」「〇〇ちゃんと遊んでくる!」日に日に増える友達を呼ぶ声、探す声を嬉しく思いながら、これからの成長を楽しみに感じる日々です。

母による母のための時間

~春のマミーズ YOGA ~

今年度、第一回目のマミーズヨガを開催させていただきました。講師は昨年度に引き続き、在園児のママでヨガインストラクターの柴田恵美さん。新年度を迎え、子どもたちの気持ちをたくさん受け止めてくださっている皆様。大人もこの4月、5月は疲れが溜まります。この日のヨガでは自律神経を整えるポーズを取り入れてくださいました。赤ちゃんと一緒にできるポーズもあり、最後には目を瞑って、動かした体をゆったりと味わいました。その雰囲気を赤ちゃんも感じたのか、とても静かな空間がありました。

センス・オブ・ワンダー

「”知ること”は”感じること”の半分も重要ではない」

 これはアメリカの生物学者レイチェルカーソンの言葉です。太陽幼稚園では、園を飛び出して様々な場所に出掛ける機会を設けています。

今回は東高根森林公園。早くも夏の到来を感じる暑い日ではありましたが、子ども達は暑さなんてなんのその!鬼ごっこにかくれんぼ、電車ごっこ、虫探しにお花摘み、木々のトンネルでトトロごっこ…♪  大自然に抱かれながら、思うままに感じるままに各々の遊びを味わい尽くしました。

自然は子ども達に様々なことを教えてくれます。これからも我々教師は、子どもたちと自然を繋ぐ「自然案内人」でありたいと思います。

太陽の冒険家たち

 ピクニックの日あいにくの雨。しかし子ども達にとって楽しみにしているピクニック。行くか行かないかは子ども達に委ねます。希望者でレインコートを着て雨散歩。雨ならではの雰囲気、音、生き物にも出会いました。

園庭では形探し。カードに書かれたカードを持って園庭の中の自然物と同じ形を見つけます。子どもが見つめる先にあるのは・・感性の鋭さ、感性の豊かさに感激しっぱなしの教職員です。

「遊びの輪」が広がる理由

taiyoの子ども達は、今日も、自分達で考えた遊びを楽しんでいます。

自分たちで考えた遊びを楽しんだ後は「誰かにも同じように楽しんでもらいたい!」という気持ちが湧いてくるらしく、「どうしたら他の子たちが来てくれるかな?」と友達と意見を出し合い、「遊びの輪」を広げることに力を注いでいる様子が見られます。景品を作ってみたり、放送をかけて呼び込みをしてみたり……。

今までの生活の中で経験したことを思い出し、相手の気持ちになって考えることを経て「自分たちの力で創った世界」を仲間と共有することの楽しさに気付き始めている子ども達です。