「エイサーやりたい!」

 スポーツデーが21日に終わり、エイサーマスターの年長組から年少中の友だちへ。相棒のパーランクーとバチを持ち、「こっちの手で持つんだよ」「耳の横まで回すんだよ」と教える年長児の自信たっぷりな表情!やる気満々な年長児を横目に、年少中の子ども達もかっこよく舞います。また一つ大切な文化を繋いでくれた年長組の子ども達でした。

本物に触れる

前回投稿に続きエイサーについてです。

太陽幼稚園のスポーツデーでは、毎年沖縄の伝統舞踊「エイサー」を年長児が披露しています。
合わせて、本番前に沖縄を代表する創作太鼓集団「琉球國祭り太鼓」の皆様にお越しいただき、演舞を披露していただいています。
例年、等々力緑地催し物広場にて、一般の方々にもご覧いただけるようにしておりましたが、今年度は残暑が厳しいこともあり、安全面から園内にて子ども達のみを対象とした形で行ないました。

いざ演舞を目にすると、目の前で体感する本物の太鼓の響きや演舞の迫力に、子どもたちは釘付けに👀✨なっていました。
カチャーシーでは一緒に手踊りに参加したり、獅子舞が登場したりと、どんどん会場全体が熱を帯び、幼稚園のホールが沖縄の雰囲気でいっぱいになりました。
演舞後には「自分たちのエイサーも見てほしい!」という声があがり、プロの皆様に見てもらえる喜びから、子どもたちの表情や踊る力強さにいつも以上の輝きが感じられました。

これからも“本物”にふれる体験を大切にしていきたいと思います。

また、よろしければぜひ今週末に控えておりますスポーツデー本番での子ども達の演舞もご覧ください!

力みなぎる太鼓の音
凛とした佇まいに子ども達の目と心は奪われる
注がれる憧れの視線
「かっこよかったです!」「ありがとう」
獅子舞に噛まれると健やかな成長に繋がると言われています

結心 ~みんなが太陽~

 たいようスポーツデーに向けてエイサーの取り組みをしている年長児。今年の5月に年長の子ども達と梅の木の枝を使って染めた長〜いサラシ。エイサー演舞に華を添えたかった旗作り。その染めたサラシを縫い合わせて特注の旗に仕上げてくださったのは年長児のお母様。縫い合わせる前に、布の素材、文字が滲んでしまわないか、重くなると風になびかない…など様々なことに気を遣いながら最後の仕上げをしてくださっています。 子ども達に送る最高のエールになるようご尽力をいただきました。そして先日、また別のお母様が筆と墨で文字入れをしてくださり、新たな命が吹き込まれました。お二人のお母様によって世界に一つの、そして、子ども達の思いが乗った旗が出来上がりました。 張り詰めた緊張感の中、力強く進む筆の動きに圧倒されつつ真剣な眼差しでみつめる年中長の子ども達。素晴らしいひとときをご一緒させて頂きました。

実りの秋、成長の2学期

2学期が始まり、早くも1週間が経ちました。夏休みの間は静かだった園舎も、今では子どもたちの元気な声でにぎわっています。『〇〇ちゃん元気だった?』『夏休みここに行ったよ!』と、お友達や先生との再会を喜ぶ姿があちらこちらで見られ、園内に笑顔が広がっています。これからの2学期は、スポーツデーやおいもほり、お餅つき、クリスマス会など、楽しい行事が盛りだくさんです。子どもたちが友だちと力を合わせながら活動したり、季節を感じて楽しんだりする中で、一人ひとりが大きく成長していきます。日々の生活の中で生まれる『できた!』や『うれしい!』の瞬間をこれからも大切に見守っていきたいと思います。

園長コラム 家族団欒を大切に

「あ〜お腹すいた!早くお弁当食べたい!」幼稚園にいてこの声を聞くと嬉しくなります。人は食べるということで生命の維持をはかり健康か否かのバロメーターになります。精神と直結していて子どもはお母さんが恋しくなると「お腹すいた」と言ったり、疲れたりつまらなくなるとこの声があがります。お腹がすいたという欲は根本的な自然な欲求です。昨今はお腹すいたの声が聞こえないと言われています。室内遊び、特に静の遊びが多く、くたくたになるまで時間を忘れて遊ぶということがめっきり減りました。非常に残念です。門限を忘れて遊んで叱られるということはまずありません。子ども時代に思う存分遊ばず人生の中でどこで遊ぶのでしょうか。

 実は食べること=人間関係が関わっていることについてお話しをします。本来人間は字のごとく人と人の中で支え合って生きることに心地良さを感じます。食べることと同等に必要な人間関係を構築する力です。ところが人と付き合うのが面倒、人と一緒に会話をしながら楽しく食べるのは苦手、一人が気楽という人が増えてきました。ものが言えない新生児でさえお腹がすいたら泣くという表現で満たしてくれた人と信頼関係を育みます。泣いている人も自分の所に近づいてきてくれない、声もかけてくれないとどうなるでしょう。泣かなくなります。言うことを聞くようになるのではなく諦めてしまいます。これは子どもも大人も、言っても反発しても分かってくれないとなると、諦めてしまいます。あってはならないことです。

 幼稚園のお弁当の時の一コマをご紹介しましょう。どの子も自分の席が決まりお弁当を食べ始めると晴れやかな最高の顔をします。嬉しくて変顔もしてふざけます。私が教室に入ると「見て見て私のお弁当」友達と中身が違う自分だけのお弁当に誇りを持っているようです。「ウィンナー持ってきてる人〜!」「は〜い!」「今日のデザート(フルーツ)は何でしょうか?」「いちごー!パイナップルー!ぶどう〜!」「あったり〜!」「私昔ね、おばあちゃんと焼肉食べた」「お父さんとお母さん喧嘩した。お母さんもうご飯作らないって」等々、聞いているとたわいもないことのようですが、子ども達は自分が話しをしたことを誰かが聴いてくれる。聴いてくれる心地よさ、人といる心地よさを感じます。楽しい話しばかりではなく心配なこと、悲しかったことなどを言葉に出してみたりします。

 同じおかずを持っている友達がいたことの偶然の喜び。同じだったことに共感し合える間柄。何て幸!友達と同じだという共感を味わった子だけが共感し合える間柄。次は人との違いが分かるようになります。共感を体験しない子は残念ながら人との違い、意見や考えの違いなども理解できません。デザートのフルーツもストレートに答えを言わずクイズ形式にする話術。いかに自分に注目してもらえるかを考えられる力。「私昔ね…」子どもは2、3日前のことを昔という言葉で表現することがあります。素直に言葉にしても誰も咎めません。

 食卓を囲んだ時こそ、人間同士確かめ合ったり分かり合える場になったり人と人との交流になり相手のことを知るきっかけにもなります。認めてもらえ元気にもなります。面白いことを言ったら笑ってくれた。こんな喜びもあります。 

 ご家庭での食卓はいかがでしょうか。毎日のくり返しになるのでテレビをつけながら食べることが日常的になっていませんか。今日からテレビは消しましょう。習慣化されたことはこの先もずっと続いてしまいます。子どもが食卓にいる時は会話の中心は子どもに。話しを聴いてくれる環境があると、子どもは社会で落ち着きます。社会の中で話しをする前に信頼のおける家族の中で話せる環境を作っていただきたいです。家庭でできたことを子ども達は社会で試します。家庭でできないことを幼稚園でするのは勇気がいります。家庭で団欒をしていなければ社会で団欒はできません。嘘のような話しでも「へぇ〜そんなことがあったんだね」人の話しを聞く時は「は・ひ・ふ・へ・ほ」だけでいいと言われます。根掘り葉掘り聞くのは避けましょう。「は〜そうなのね」「ひぃーそれは驚いたね」「ふんふん」などなど。

 長い夏休み、1日3食の用意は大変でしたね。そんな矢先にこんな話。分かっているけどできない現実。よ〜くわかります。幼少期に育まれた家庭環境は意識していない、自覚していない理屈ではなく、肌で身体で覚えたことが蓄えとなっていきます。子ども達は大切な毎日を送っていることをどうか忘れないでください。

家族で遊ぼうDAY

 子ども達の遊びの楽しさをご家族にも一緒に味わっていただきたい!家族が自分達の幼稚園に来るって嬉しい!大人同士の交流の場を作りたい!そんな願いから『家族で遊ぼうデー』を開催しています。 学年の育ちや興味に合わせたイロトリドリのTシャツやお弁当袋など。一人ひとりが芸術家でした!

育てた野菜でクッキング🍆

今年も、土の感触や匂いを感じながら、肥料と一緒に混ぜ合わせ、苗から野菜(ミニトマト・なす)を育てました。

いよいよ夏になり、収穫できるほど大きく成長したので、「ミニトマトとなすのミートソースペンネ」を作りました。 早速エプロンを身につけ、胸を躍らせる子ども達。教師と一緒に包丁にも挑戦しました✨包丁を持つ子ども達は真剣な眼差し。できあがって食べてみると、「甘くておいしい〜!」と何度もおかわりする姿や、「包丁使えて嬉しかった」「(トマトやナスが)あんまり好きじゃなかったけど、ちょっと食べられたよ!」などと初めての体験に対する喜びや挑戦できたことへの嬉しさを話す姿が見られました。 自分達で育てた野菜の味は、格別だったようです☺️✨

ちばりよー!エイサー!

 先日毎年恒例、沖縄県ご出身の保護者様が来て下さり、沖縄県の方言やカチャーシー、サトウキビやぽーぽー、サーターアンダギー、美味しいものの話などなど・・年長児に向けお話いただきました。 その後は全学年に向け、教職員一同でエイサーを舞いました。エイサーは、ご先祖様にありがとうを伝える大切な踊りだよ、とも教えていただきました。遠い南の国の文化は、海を越えて子ども達の心へ届きます。

バブルアート🎨

年中組でシャボン玉を使ったバブルアートでカラフルツリーを作りました🫧

まずは木の幹はどんな形・太さがあるか子ども達と話をしながら、自分で好きな木の形に茶色の紙を切っていきます🪵  

続いて、5色のシャボン液の中から好きな色を選び、シャボン玉を膨らませていきます♪

コップから溢れるほどのシャボン玉が出来上がると、「赤ちゃん触るときみたいにね!」と言いながら、シャボン玉が割れないようにそっと優しくキャンバスに乗せていました。   

幹の形も花も全て、子ども一人ひとり個性溢れる作品となりました。

木ぐつの木観劇会「ア~ブラカタブラ~!」

 先日、人形劇「木ぐつの木」の観劇会を開催いたしました。可愛く、ひょうきんな人形達に笑顔が溢れました。人形遣いの鹿島さんの温かなお人柄にも触れ、本物のヴァイオリンの心地良い音色に包まれ、素敵な時間を一緒に過ごさせていただきました。終演後は年長児に向け、劇中に演奏されたヴァイオリンを実際に触らせていただきました。また、教室では人形劇遊びが盛り上がる姿も。「ア~ブラカタブラ~!」と魔法の言葉があちらこちらで聴こえました。第1回目の子育て支援イベントとしてもたくさんの未就園児の方に来ていただきました。ありがとうございました。