至る所で「ピタゴラスイッチ」△■◯

毎年、学年を問わず子どもたちの心をつかんで離さない遊びのひとつが「ピタゴラスイッチごっこ」です。
身近なブロックや洗濯ばさみ、ビー玉、画用紙や廃材を組み合わせてつくる装置から、砂場でベンチやコーンの穴を巧みに活用した仕掛けまで、遊びの舞台は広がっていきます。

ピアジェの言葉を借りるなら、子ども達の発想はまさに“小さな科学者”です。思い描いた動きを確かめながら試行錯誤し、失敗も次の工夫へとつながっていきます。

年齢ごとの発達に応じた工夫が自然と表れ、一人ひとりの「今」を映し出してくれるのも、この遊びの魅力。子どもの繊細な「こだわり」を見つけるのが教師の楽しみになっています。