太陽のおもちつき

 前日にお米研ぎをして、お米の一粒一粒のありがたみを感じました。また、普段食べているお米との違いや更には香りまで違うという発見も。

 いよいよ当日。園庭は煙の香りに包まれ登園してきた子ども達を迎えます。前日に研いだお米が蒸され、変化した餅米を口にしました。実際に子ども達もお餅をついたり、卒業生・在園ボランティアのお父様方の力強いお餅つき姿を見たり、大人も子どもも日本文化を味わいました。

 太陽幼稚園の歴史と共に受け継がれているおもちつき。20年以上に渡って携わってくださっている卒業生のお父様もいらっしゃいます。いつの時代も子ども達にとってに良き文化を体験して欲しいと願う方々に支えられています。

 一番初めにつき上がったお餅は鏡餅に。手作りあんこにお雑煮、きなこ、お醤油味。好きな味を好きなだけ食べて「夜ご飯いらないぐらい食べた」「お腹がお餅みたいに膨れてる」と満足して帰る子ども達でした。

子ども達だけで初めてのピクニック☀️🍂

親子でのピクニックや等々力緑地など近隣への園外活動とは違い、今回は園バスに乗って、初めての『子ども達だけで長距離移動ピクニック』!
天気にも恵まれ、砧公園へ行ってまいりました!
友だちと一緒に乗れるシーソーや海賊船のような遊具、「あ〜」と話すと声が響くお花の形をした遊具など、珍しい数々の遊具に興味津々の子ども達。
入園してから7カ月・・・その間に仲良しも増え、会話を楽しみながら外で食べるお弁当も気持ちいい!
お弁当後は、ドングリやまつぼっくりを拾ったり、石や葉っぱに顔を描いたりして自然遊びを楽しみました♪

「バレーボール」って知ってる?

 年中組・年長組を対象に、なのはな組の小林さんご夫婦にバレーボールをテーマにしたボール遊びを行ないました。 Vリーグに所属されていたお父様と全国大会常連だったお母様が教えてくださった、バレーボールの「アンダーパス」と「アタック」。子ども達は柔らかいゴムボールやドッジボール用のボールで好きなように組んだ手でアンダーパスを上げたり、ネットに見立てたテープを越してアタックをすると、「やったー!」と笑顔で歓声を挙げました。最後はプロの本格的な対人練習を披露してくださり、本物のバレーボールが手にぶつかる「音」を体感し、息を飲んでみていた子ども達。これを機にバレーボールを知って、少しでも興味をもってくれていたら嬉しいですね。

初めて出会う音色

太陽幼稚園では本物に触れる機会を大切にしています。

年長組は秋になると楽器に触れる機会も多くなります。多種多様な楽器に触れながら、それぞれの音色やその楽器の良さを味わっています。

どの楽器もいい感じ!それぞれ違っておもしろい!この楽器とあの楽器を合わせたらどんな音になるのかな?全部の楽器を合わせたらどんな音になるのかな?

これからも音の世界を楽しんでいこうね♬

梅ケーキを作るまで…

 年長の子ども達は幼稚園で採れた梅の実を「梅ケーキにしたい!」と1学期から話していました。梅ジュースに使った子ども達お手製梅シロップが余っている事を伝えると「ケーキに使おう!」との声が。ケーキに必要な材料の買い出しから始め、バターはどれが良いか、卵はいくつ必要か、相談をしながら買い物をします。クッキング当日もボランティアの方々にお力添えいただき、材料を誰から混ぜて誰が卵を割るか等、ここでも相談を重ねながら完成した梅ケーキ。「あまーい!」「梅の味する!」など、友だちと話しながら待ちに待った梅ケーキを美味しくいただきました♪

秋の森の自然の宝もの

 週が明けると10月も終盤です。二十四節季では「霜始降」(読み方:しもはじめてふる10/24~10/28頃)ですが、わたしたちが住む川崎ではまだ実感がわきませんね…。でも周りの自然の中では、少しずつ秋の色に衣更えが進んでいます。先週は第二幼稚園二歳児クラス「ランラン」が等々力緑地の「21世紀の森」に出かけ、そんな秋の森の「宝もの」をさがして歩きました。
 宝ものリストにある宝ものを親子で探してみんなで見せ合い、まとめの時間では、それぞれの自然の宝ものをランチボックスに詰めて「秋の森のお弁当」の出来上がり~!
 持ち帰ったお弁当が家の中で小さな飾りとなり、室内で秋を味わう空間になるとうれしいですね…。みなさんもぜひぜひやってみてください!

自分たちのポップコーンができるまで・・

 畑にイエローポップの種を植えたのは5月。ポップコーンが食べられるようになるまで、自分たちで大切に育て、ぐんぐん大きくなってきました。大きくなると自分たちの身長と背比べ。そこから数ヶ月。いよいよ収穫時期。乾燥させる為、園内の子ども達が見える場所に干しました。ようやく乾燥し、バラバラにし火を通す前の状態に。最後の最後まで、粒がついていないか確認する子も。ポップコーンにするために、必要な調理器具や調味料を考えて、いよいよフライパンに粒を投入!!大興奮で、弾けるポップコーンをすかさず立って見にいきます。「おいしい!」、「もっと食べたい!」 ポップコーンがなくなる、最後の最後まで「ちょうだい!」の声が聞こえました。翌日もポップコーンは続き、この日は跳ねる音・香りを嗅ぐ余裕も出ていました。

余韻を楽しむ子ども達

スポーツデーから1週間が経ちましたが、いまだ園内ではスポーツデーで行なった楽しい経験の数々の余韻を楽しむ様子が見られます。

年中組では、自分たちが行なったパラバルーンやかけっこはもちろんのこと、パパたちからエールを送ってもらったTMCパフォーマンスも大盛り上がりです。

ゴールテープも自前で準備

なお、TMC(Taiyo Men’s Club)はパパたちが主催する団体で、代表のパパが中心となって年に数回イベントを開催してくださっています。
その中で最も大きなイベントがスポーツデーにおけるパフォーマンスで、今年度も90名を超える有志の方々が参加し、子ども達にエールを送ってくださいました。 当日目に焼き付けた子ども達は、何度も模倣して、少しずつアレンジを加えては皆を集めて発表する楽しさを味わっています。

旗作りから始めた子ども達
ダンスの記憶も完璧!
お客さんに闘魂注入!

みんなのたいようスポーツデー

 今年の太陽第一幼稚園のたいようスポーツデーは、4年振りに新城小学校の校庭をお借りして行ないました。初めてのスポーツデーに緊張の面持ちだった年少児も、「よーい、どん!」の掛け声とともに笑顔で走り出し、何度もスタートラインに戻ってはまた走りと繰り返す姿も。年中児はみんなで直径8mの大きなパラバルーンを操り、忍者の世界を表現。年長児は今年から取り組んでいる沖縄の伝統舞踊エイサーを舞い、南国の風を会場に吹かせてくれました。リレーは1学期から作戦会議を重ね、クラス全員が納得するまで話し合い、走順を決めてきました。一人ひとりが思いをもってバトンをつなぐ姿に、会場では大きな拍手や声援が響きました。ご来場くださいました保護者の皆様、未就園児の皆様ありがとうございました。

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心に響くホンモノノ音

スポーツデーで年長組が演舞する「エイサー」。

それを応援する目的で、テレビや各所イベント等で大活躍の「琉球國祭り太鼓」の皆様に毎年ご来園いただいています。

今年も演舞が始まると、そのエネルギッシュな太鼓の音色に、一瞬にして会場が一体となり沸き立ちました。

凛とした立ち姿、しなやかな手の動き、遠くまで響き渡る声など、プロフェッショナルの凄さを目の当たりにした子ども達。そのキラキラと輝く小さな眼は、目の前で踊る‟憧れの姿”に、引き込まれていくかのように見えました。

これからも、こうした「本物に触れる」機会を大切にしたいと思います。